INDEX
- 1.0イントロダクション
- 2.0プロジェクトについて
- 3.0Fanplaシステムについて
- 4.0Fanpla経済圏について
- 5.0技術仕様
- 6.0トークンセールと使途計画
- 7.0ロードマップ
- 8.0チーム
- 9.0利用規約とプライバシーポリシー
- 10.0免責事項
- 修正ログ
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- 修正ログ
1.0イントロダクション
本プロジェクトは、「アーティスト」と「ファン」が主体となり、両者の関係性や体験価値をアップデートしていくための新たな場を生み出すべく、Web3.0のデジタルテクノロジーを用いて、エンターテインメント市場における今までにない独自の経済圏を創るプロジェクトです。
以下の4つの主要なサービスを中⼼としたプラットフォームを構築し、アーティストとファンの間にトークンが行き交う「Fanpla経済圏」を創出します。
時代と共に進化するアーティストとファンの関係性
アーティストとファンは、インターネットがない時代から、その時々の手段を活用して熱狂や感動を共有してきましたが、当時のコミュニケーションはテレビや雑誌を通じた一方向的な情報発信が主流であり、接点も非常に限られたものでした。その後、インターネット黎明期を迎えて情報の範囲は大きく広がったものの、一方向型の発信形式はさほど変化せず、それは所謂Web1.0時代の在り方でした。
その後、モバイルインターネットの普及によりアーティストとファンの関係は飛躍的に変化し、アーティストは独自の表現方法で自身の世界観を多くの人に伝えられるようになり、ファンはWebサイトを通じて好きなタイミングで最新情報を得られるだけでなく、アーティストの魅力を自ら発信して、より多くの人と共有できるようになったのです。
また、SNSの登場により状況は劇的に変化し、アーティストとファンの間で双方向コミュニケーションが可能になりました。例えば、アーティストが投稿した内容に対し、ファンがリアルタイムで応援メッセージを送り、アーティストがそのお礼として写真やコメントを返すといった交流が容易に行えるようになったのです。このような親しみやすいやり取りを通じて、アーティストとファンの関係性は従来よりも密接になり、Web2.0時代に相応しい形へと進化しました。
そして今、Web3.0というテクノロジーの登場により、さらに新しい時代が幕を開けています。
Web3.0は、非中央集権的なシステムやDAO(分散型自律組織)といった仕組みを可能にし、アーティストとファンの関係性をさらに進化させています。
特に、「ファンダム(Fandom)」(「2.1 背景-アーティストとファンの共創」に詳細)の活性化を通じて、両者がこれまで以上に密接に繋がり、「コ・クリエーション(共創)」と呼ばれる新しい関係性を築くことができる環境が整いつつあります。
Web3.0を活用した新しい価値の創出
Web3.0は、従来の一方向的・双方向的な関係性を超えて、アーティストとファンが共に価値を生み出す「共創(コ・クリエーション)」を可能にします。
ファンはアーティストと一緒に楽しみながら応援し、アーティストはファンと協力して新しい世界観を築く。そんな「つながり」から、新たな価値の創造が生まれます。
このときに重要になるのが、アーティストとファンの深いつながりや共感から生まれる「感情的価値」であり、ここで言う「感情的価値」とは、「アーティストをもっと応援したい」「一緒に何かを創りたい」と願うファンの想いと、「ファンをもっと楽しませたい」「自分の世界観をさらに進化させたい」と願うアーティストの想いから生まれる創造のエネルギーや新たな原動力のことを指します。
これまでのWeb3.0プロジェクトの多くは、経済的価値に偏重し、一時的な盛り上がりに留まるケースが少なくありませんでしたが、私たちはこの課題を解決する鍵が「感情的価値」にあると考え、それこそがプロジェクトの持続可能性を支え、音楽市場やエンタメ業界に新しい可能性をもたらす原動力になると信じています。
そして、本プロジェクトはアーティストとファン両者の熱い想いを繋ぐファンクションとなり、その共鳴から生まれる力を活用して、新たなエンタメの形を創出していきます。